◆「ギリシャをすごく感じながら過ごしたい」本質的な海外旅行の醍醐味が

 修道院でも「こういうあたたかな気持ちになるので、信者の方がお集まりになるのですね」と、ご感想をお話しされました。

 また、こちらの修道院では伝統的な装束の女性たちからフラワーシャワーで歓迎されたのですが、「とてもきれいな花だったのですが、なんという花なんですか?」と素朴なご質問が。

「バラです」という答えで、画面ごしにも一見してバラの花びらだったのですが、皇族の方はおそらくもっと珍しい牡丹(ぼたん)や芍薬(しゃくやく)などを見慣れているので、バラの方が馴染みが薄いのでしょうか。

 後半、記者から今回の旅について聞かれると「このあと2日間も引き続きギリシャをすごく感じながら過ごしたいと思います」と、笑顔で答えられました。その国をただ感じる、という、本質的な海外旅行の醍醐味が現れています。