◆メーガンさんとは対照的。修道院の場所柄にあった服装は現地で絶賛
そのあと、国交樹立125年記念式典では、美しい浅葱色(あさぎいろ)の着物でご出席。「イソップ物語」などギリシャの文化について触れられ、「エフハリストポリ」と、お礼でしめくくられました。
別の日には「ヤーサス」(こんにちは)とおっしゃられていましたが、佳子様が海外をご訪問される度、その国の言葉でのお礼の言葉がニュースで流れ、語学を少しインプットできます。海外のロイヤル情報サイトを見ると、口コミではやはりお着物姿が称讃されていました。
アテネ近郊のサラミナ島のファネロメニ修道院をご訪問された時の出で立ちは、マキシ丈のブルーの柄物の衣装にネイビーのジャケットを合わせられていました。修道院という場所柄、華美な色やデザインを避けられ、敬虔(けいけん)なムードのファッションです。
「AERA dot.」の永井貴子氏の記事(5月31日掲載)によると、修道院長は「プリンセスは、マニキュアもせず、足を隠した地味な色の服装でいらして素晴らしい」と絶賛されていたそうです。
ナイジェリア訪問時の露出度の高い服で物議をかもしたメーガンさんとは対照的です。セレブファッションとインペリアファッションの格の違いや、奥ゆかしい日本人女性の魅力を伝えることができました。