私が第二の故郷と豪語するほど大好きなお隣の国・韓国。

韓国と言えば、日本でも人気のK-POPやドラマ、そして今ではコスメやファッションもおなじみですが、やはり韓国料理ははずせません。

どんな旅でも、その地ならではの料理は楽しみのひとつですが、濃厚なスープから、新鮮な魚介、ウマ辛な炒め物まで色んな料理が堪能できる韓国は、グルメ旅にもぴったりの旅行先です。

しかし、新型コロナウイルスの影響で気軽に海外旅行ができなくなり、韓国旅行がおあずけになって早1年が経ち、心もお口もさみしさでいっぱいの日々…

西武新宿で出会った本場の味

『PRIIME』より引用
(画像=『PRIIME』より引用)

韓国料理を求めて新大久保にはよく訪れていましたが、新大久保の中心から新宿方面へと向かう職安通り沿いにその店はありました。

「オムニ食堂 本店」は、1994年の開業以来、多くのTVや雑誌でも度々取り上げられている韓国料理の名店。素材から味付けまで一切の妥協しない手作りと本場の味が自慢だそう。

新大久保駅周辺の若い子達が集まる賑やかな雰囲気とは違い、老舗というかツウが好みそうな門構え(笑)

その日も近隣住人かのような奥様2人がテラス席でお食事中でした。

1人で初めて入るには少し勇気が要りましたが、店先に掲げられたメニューからは本場のにおいがプンプン…チキった私は、後日友人を連れて再訪問。いざ入店すると、とても優しそうなご主人が丁寧に声をかけてくれました。

20代と30代の私たちの他は、常連さんのような方でいっぱい。50代くらいのご夫婦や、おひとり様も多かったです。

旅の香りを思い出させるユッケジャンとテナガダコ

『PRIIME』より引用
(画像=『PRIIME』より引用)

この日、私が頼んだのは「ユッケジャンスープ」。とにかくこのスープが好きなので、韓国でも日本でも、行ったことのある店であれば必ず1回は注文しています。このスープを頼むと韓国を旅しているような気分になります。

ユッケジャンとは、牛肉とワラビやモヤシなどを煮込んだ辛味のある料理で、牛肉から出たダシと唐辛子が味わい深い体が温まるスープです。こちらのお店は、スープがすっきりしていてユッケジャンにしては軽い口当たりでしたが、その分素材の風味が最後まで楽しめる逸品でした。残さず最後の一滴までペロリといけてしまいました。

『PRIIME』より引用
(画像=『PRIIME』より引用)

そして私が感動したのがこちらの「テナガダコの炒め物」。日本ではサムギョプサルなどの焼肉メニューが人気ですが、韓国は意外とタコ料理は定番で、私が韓国旅行の際は必ずタコ料理を食べに行きます。というか、もし連れ無し旅行だったら食事すべてタコでもいい程、韓国のタコ料理に惚れ込んでいます。

しかし、最近このタコ料理が新大久保でもなかなか見かけなくなっていたので、もう大喜び!太めの足部分もきちんと入っていて、本場のビジュアルそのままなのも最高です。プリプリなのに簡単に噛み切れるこのテナガダコの食感にハマって数年。タコがこれでもかというくらいたっぷり入っていて、タコが食べたくなったら絶対にここに来よう…と心に誓いながら完食。