【炊飯器の置き場にNGな場所1】水がかかる場所

炊飯器を配置場所にNGな置き場の1つ目は水がかかる場所です。

炊飯器に水がかかってはいけない理由は2つあります。

1つ目の理由は、電気を使っているので、水がかかることで電気関係の部品が壊れてしまう可能性があります。

水は電気を通しやすい物質なので、水にぬれた状態で電気関係の基盤に電気を通電させてしまうと、過剰な電流が流れて、ショートして部品が焼き切れて壊れてしまうのです。

2つ目の理由は、水蒸気の穴を水が塞いでしまう可能性がある、ということです。

ご飯を炊いている時に水蒸気が勢いよく噴き出すのは、水が沸騰することによって上がった炊飯器の中の圧力を、水蒸気を逃がすことで下げています。

この時に水蒸気の穴がふさがれてしまうと、圧力が炊飯器の中にたまって逃げ場がなくなり、とても危険な状態になります。

炊飯器を水がかかる場所に置くことはとても危険なことなので絶対にやめましょう!!

【炊飯器の置き場にNGな場所2】火の近く

炊飯器を配置場所にNGな置き場の2つ目は火の近くです。

ガスコンロや石油ストーブ、ガスストーブなど、火を使うもののすぐそばに炊飯器を設置している人もいるかもしれませんが、あまり火に近すぎる場所に炊飯器を設置するのはよくありません。

炊飯器自体が水が沸騰する温度まで耐えられる家電なので、火のそばでも大丈夫ではないか、と思う人もいるかもしれません。

しかし、炊飯器は水が沸騰する温度の100度が上限です。

家庭用コンロの温度は高いもので平均的には200度から250度、高いものだと400度になると言われています。

炊飯器だからと、コンロの火力に耐えられる訳ではないので注意しましょう。

炊飯器の外側はプラスチックでできていますよね。

プラスチックは高い温度にさらされると溶けてしまいます。

また電気関係の基盤の中にもプラスチックでできている部分がありますので注意が必要です。

【炊飯器の置き場にNGな場所3】不安定な場所

炊飯器を配置場所にNGな置き場の3つ目は不安定な場所です。

グラグラとして、炊飯器が倒れてしまったり、落ちてしまうような不安定な場所にはおかないようにしましょう。

炊飯器の重量についてのところでも見た通り、5.5合炊きの炊飯器で5合のお米を炊くと、総重量は10kg近くになります。

子供の頭の上に落ちたりしたら、とても危険であることは言うまでもありません。

しかも炊飯器の中の水というのは、炊飯器を横に倒すと水蒸気の噴き出し口から外にこぼれてしまいます。

炊きあがってしまえば水が出てくることはありませんが、炊飯している最中の、まだお米に全部の水が吸収されていない段階では、沸騰直前の高温の熱湯がこぼれてしまうこともあります。

もちろんその熱湯に触ったら火傷することは言うまでもありません。

子供でも大人でも10kg近い重さがあるものが、熱湯とともに落ちて来たら、大変な事故になってしまうので、炊飯器は必ずキッチンの安定した場所へ置くようにしましょう。

【炊飯器の置き場にNGな場所4】上に何かある場所

炊飯器を配置場所にNGな置き場の4つ目は上に何かある場所です。

何段にもモノをおくことができるキッチンラックに、炊飯器を乗せている場合、ラックの一番上の段ではなくて、真ん中あたりの段に炊飯器を乗せている人もいますよね。

また、一人暮らしをしている人の中には、キッチンに炊飯器の置き場がなくて、リビングに配置している人もいますが、それの上に洋服がかかっていたりすることもあります。

炊飯器というのはどうしても高温の水蒸気が噴き出します。

炊飯器の上に何かモノがあると、この水蒸気に直撃されてしまうことになってしまうのです。

熱に弱いものなら、水蒸気の熱で傷んでしまいますし、洋服などは湿気を含んでカビやすくなってしまうこともあります。

一人暮らしの狭い部屋だと、炊飯器の置き場所に困ることもあるでしょうが、上には必ず熱や湿気に弱いものは置かないように気を付けましょう。