さまざまな道がある、私たちの人生。多くの人が自分にとっての「幸せ」を求める中で、あえて「不幸」を掴んでしまう人もいるようです。

fumumu取材班が、自分から茨の道に行く人の特徴を聞いてきました。

①不幸をアイデンティティに…

「昔の知人が、自分から不幸を選んでいるような人でした。会話をしていると、不幸であることを自分のアイデンティティにしている感じでしたね。

『他の人より苦労している』とよく言っていました。不幸の数を自分が誇れることにするのは、ちょっと寂しいですよね…。

過去のトラウマや経験に縛られるのは、多少は仕方ないことだと思います。ただ、それを乗り越えることを諦めて『不幸』を自分の性質にしてしまうと、自分が置かれた状況からなかなか抜け出せないんじゃないでしょうか」（30代・女性）

②自己肯定感が低い

「別に、不幸を選んでいるつもりはないんです。でも、苦労するとわかっているのに、あえて茨の道に進んでしまうことが多々あります。

これって、自己肯定感の問題だと思うんです。大変そうな仕事を、嫌なのに引き受けてしまうのは『拒否して周りから嫌われるのが怖いから』。恋愛で雑に扱われても怒れないのは『自分なんかを選んでくれた人を嫌いになれないから』。

自分に自信がないせいでNOと言えずに、後から苦しくなるんですよね。自分を認めるって、簡単ではないから。年を重ねる中で、少しずつできるようになったら…とは思っています」（20代・女性）