◆⑤ミラノ風ドリア 300円+トッピング粉チーズ(グランモラビア) 100円
最後は低価格を貫くミラノ風ドリアと、昨年有料になった粉チーズを組み合わせたアレンジメニュー。
以前某テレビ番組でお笑いコンビ・オードリーの春日俊彰がこだわりの食べ方(ミラノ風ドリアを半分食べてから、粉チーズで食べた部分を埋めて味わう)を披露し、それを真似する人が増えたのではないかと指摘されたことがありましたが、この濃厚さは確かに病みつきになります。
また粉チーズは十分すぎるくらいの量が盛られて提供されるため、ドリア以外にもかけて味わうことができるでしょう。
今回の400円はあくまでも個人的な感覚も含まれますので、ぜひ皆さんそれぞれでコスパ最高潮の基点がどこにあるのかを確かめてみるのをおすすめします。
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12