冠婚葬祭で使う機会のあるご祝儀袋や袱紗は、コンビニで手軽に買うこともできます。しかし、ご祝儀袋や袱紗には用途別で種類があり、使いどころを間違うとマナーに失するということにもなりかねません。今回はご祝儀袋や袱紗の種類やマナーについてご紹介します。
不測の事態に発生!コンビ二でご祝儀袋や袱紗は買える?
結婚祝いや出産祝い、入学祝い、快気祝いなどなど、お祝いを贈る局面はさまざまですが、予測していないタイミングで訪れることもままあります。そんな時、今ではコンビニでご祝儀袋を手に入れることは可能です。
しかし、コンビニに行っても、どのタイプのご祝儀袋を選べばいいか、そこで迷って時間をムダにしてしまうことも少なくありません。不測の事態を想定してあらかじめ準備を整えておくということはむずかしいものです。
それではコンビニでは、いったいどんなご祝儀袋が買えるのでしょうか?用途や種類について、紹介していきます。
ご祝儀袋は見かけるが袱紗はない
前述の通り、ご祝儀袋はどこのコンビニでも各種取り揃えており、それぞれの祝い事の用途に合わせて、選びやすいように種類を並べてあります。
ご祝儀袋を手に入れた後は、できれば袱紗も合わせて購入したいものです。しかし、袱紗になると、残念ながらコンビニで見かけることはほとんどありません。
不測の事態でコンビニに駆け込んでご祝儀袋は買えても、袱紗は手に入れることができないと思って間違いないでしょう。それではお急ぎの際、袱紗はどこで手に入れられるのでしょうか?
袱紗は100均などで調達
ご祝儀袋は手に入れたけど、袱紗が手に入らない。そんな時、利用したいのが100円均一ショップです。たいていの100円均一ショップでは、袱紗を取り揃えています。
ちなみに袱紗とは、ご祝儀袋をさらに上から包み込んで持ち運ぶために用いる上品な布のことです。形は正方形で、小さな風呂敷くらいの大きさで、シルク製のものが主流となっています。
袱紗でご祝儀袋を包む理由は、「ご祝儀を汚したりしないようにする」ということと、「礼儀を尽くしました」と示すためです。お祝いの局面では、もちろんご祝儀袋だけでも問題はありませんが、袱紗も用意しておくと、マナーの面ではひとつ上位のたしなみと見られます。
できればご祝儀袋と合わせて、袱紗も準備しておくといいでしょう。