おすすめ映画⑧ザ・インタープリター
『ザ・インタープリター』は2005年に公開されたポリティカル・サスペンス映画です。実力派俳優のショーン・ペンとニコール・キッドマンの演技力の高さが作品をより面白くしています。
見どころやあらすじ
独裁的な大統領ズワーニにより、民主化を主張する多くの活動家が殺害されています。クー語の通訳のために国連本部で勤務しているシルヴィアは、ズワーニ暗殺計画の会話を耳にしてしまったのです。直ちに当局に通報したシルヴィアですが、命を狙われることになるのでした。
『ザ・インタープリター』は、本格的なサスペンス作品で、NY国連本部で実際に行われた貴重なシーンも見どころのひとつです。
キャスト
シルヴィア・ブルーム:ニコール・キッドマン/トビン・ケラー:ショーン・ペン/ドット・ウッズ:キャサリン・キーナー/ニルス・ラッド:イェスパー・クリステンセン/フィリップ・ブレ:イヴァン・アタル
おすすめ映画⑨ラビット・ホール
『ラビット・ホール』は2010年にアメリカで製作されたヒューマンドラマ作品です。ニコール・キッドマンが製作・主演を務めた映画で、こちらの作品でアカデミー主演女優賞にもノミネートしました。
見どころやあらすじ
ベッカとハウイーの夫婦は、8カ月前息子を交通事故で失ったことで悲しみに暮れていました。ベッカに現実を生きる気力はなく、ハウイーも息子がいたころの思い出の中で生きており、夫婦関係も崩壊し始めています。そんなある日、ベッカは街で偶然息子を轢いた青年を見つけ、接触を試みるのでした。
『ラビット・ホール』は交通事故で4歳の息子をなくしてしまった夫婦の物語です。親であれば気持ちは痛いくらいに分かる作品となっており、想い内容ですが夫婦の立ち直りまでが描かれているので、沈む気分を引きずることなく観られるでしょう。同時に交通事故の再確認できる作品となります。
キャスト
ベッカ・コーベット:ニコール・キッドマン/ハウイー・コーベット:アーロン・エッカート/ナット:ダイアン・ウィースト/イジー:タミー・ブランチャード
おすすめ映画⑩オーストラリア
『オーストラリア』は2009年に日本で公開されたアドベンチャー・ロマンス作品です。当時のニコールキッドマンは妊娠中でしたが、降板することなく無事に作品を取り終えました。
見どころやあらすじ
英国貴婦人サラは、1年もロンドンに帰ってこない夫の跡を追って、夫の最後の所有地であるオーストラリアの牧場へ単身で降り立ちました。しかし、牧場にいたのは夫ではなく、知らないカウボーイです。カウボーイに連れられ夫の元へやっと到着したサラでしたが、夫は亡くなってしまいました。
サラは牧場の存続と動物たちを守るため、カウボーイと共にオーストリア横断の旅にでるのです。『オーストラリア』は、物語の中に戦争や人種差別などいくつかのメッセージが込められています。165分と超大作でかなり見ごたえのある映画となっており、おすすめです。
キャスト
レディ・サラ・アシュレイ: ニコール・キッドマン/ドローヴァー: ヒュー・ジャックマン/ニール・フレッチャー:デビッド・ウェナム/キング・カーニー:ブライアン・ブラウン
おすすめ映画⑪レイルウェイ 運命の旅路
『レイルウェイ 運命の旅路』は2014年に公開されたヒューマン・ドラマ作品です。英国軍兵士であるエリック・ローマクスの自叙伝『泰緬鉄道 癒される時を求めて』を映画化しており、真田広之さんが主演を務めています。
見どころやあらすじ
鉄道オタクのエリック・ローマクスは、電車の中で出会ったパトリシアに一目ぼれし結婚しました。穏やかな結婚生活を送る二人でしたが、共に生活するうちにパクトリシアはエリックが戦争のトラウマに悩み続けていることに気づきます。
エリックは太平洋戦争時に日本軍の捕虜になり、終戦後もトラウマになるほどの日々を過ごしていたのでした。『レイルウェイ 運命の旅路』は、実話を基に製作されており、戦争中の日本人の惨さを知れる作品です。
戦争作品と言えば日本人主体で製作されているものを観ることはありますが、日本人がしてきたことはあまり知らないのではないでしょうか。日本人なら観るべき作品ですので、ぜひチェックしてみて下さい。
キャスト
エリック・ローマクス:コリン・ファース/エリック・ローマクス(青年時代):ジェレミー・アーヴァイン/パトリシア・ローマクス:ニコール・キッドマン/永瀬隆:真田広之
おすすめ映画⑫グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は、2014年に公開されたロマンス作品です。アカデミー主演女優からモナコ公国の公妃に転身したグレース・ケリーのある計画が描かれており、ニコールキッドマンが見事に演じぬきました。
見どころやあらすじ
モナコ大公レーニエ3世と結婚したグレース・ケリーは、6年に月日が経っても宮中の文化や生活に馴染めず孤独な日々を過ごしていました。
ある日、ヒッチコック監督から女優復帰のオファーが来て、宮中で寂しい思いをしていたケリーは揺らぎます。ところが、その頃、フランスのド・ゴール大統領による過酷な課税強要により国家存続の危機に陥るのでした。
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は、たグレース・ケリーの強さがかっこよく描かれている作品です。また、モナコの美しい景色も楽しめる作品にもなっているので海外旅行が趣味な方にもおすすめできます。
キャスト
グレース・ケリー:ニコール・キッドマン/ レーニエ3世:ティム・ロス/フランシス・タッカー神父:フランク・ランジェラ/マッジ・ティヴィ=フォコン:パーカー・ポージー/ルパート・アレン:マイロ・ヴィンティミリア
おすすめ映画⑬ライオン 25年目のただいま
『ライオン 25年目のただいま』は、2017年に公開された実話を基にしたヒューマンドラマ作品です。インドで迷子になった5歳の少年が、大人になってからGoogle Earthで自分の本当の故郷を見つけた驚くべき物語となります。
見どころやあらすじ
5歳のサルーはインドのスラム街で暮らしており、兄と仕事を探しにでかけていました。すると、サルーは停車中の電車の中で眠ってしまったため、大都市カルカッタまで来てしまいます。
迷子になったサル―が自分の故郷に帰れることはなく、そのまま養子として引き取ってもらったオーストラリアの家で大人になるまで過ごしました。迷子から25年後サルーが30歳になった時、友人の助言でGoogle Earthを頼りに自分の故郷を探し始めたのでした。
『ライオン 25年目のただいま』は、わずか5歳の男の子が迷子になり、そのまま親元を離れてしまった驚愕の内容です。これが実話なので驚きですが、自分が親だと想像するだけで涙が止まらないでしょう。
キャスト
ルーシー:ルーニー・マーラ/スー・ブライアリー:ニコール・キッドマン/ジョン・ブライアリー:デビッド・ウェナム/グドゥ・カーン:アビシェーク・バラト/マントッシュ・ブライアリー:ディヴィアン・ラドワ
おすすめ映画⑭NINE
『NINE』は2010年に公開されたロマンス・ミュージカル作品です。トニー賞を受賞した大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカルを、ロブ・マーシャル監督が映画化しました。
見どころやあらすじ
映画監督のグイドは、撮影がもうすぐ始まってしまう映画の脚本が順調に進まずに悪戦苦闘していました。プレッシャーにも押しつぶされそうなグイドは妻以外の他の女性たちで現実逃避をします。そんなグイドに妻はついに愛想を尽かしてしまい、グイドは幻想世界から抜け出せなくなってしまうのでした。
『NINE』は、妻や母、愛人、親友などグイドを愛している女性たち7人が魅力的な作品です。豪華キャストが贅沢に出演しているので、見ごたえも十分でしょう。
キャスト
グイド・コンティニ:ダニエル・デイ=ルイス/ルイザ:マリオン・コティヤール/カルラ:ペネロペ・クルス/クラウディア:ニコール・キッドマン/ステファニー:ケイト・ハドソン
おすすめ映画⑮イノセント・ガーデン
『イノセント・ガーデン』は2013年に公開されたサイコスリラー作品です。パク・チャヌク監督のハリウッドデビュー作で、「ザ・ブラックリスト」5位の脚本を映画化しました。
見どころやあらすじ
インディアは18歳の誕生日に良き理解者で大好きだった父親を亡くしました。母のイヴリンと父の葬式に参列していると、ずっと行方をくらましていた叔父のチャーリーが現れます。そして、何故かチャーリーと一緒に住むことになりますが、不可解な現象が起こり始めるのでした。
『イノセント・ガーデン』は、不穏な空気が魅力のサスペンス作品です。ずっと静かに進んでいく物語は、終盤に差し掛かるにつれて3人の謎の関係性が変化していくなど、面白い展開が待っています。
キャスト
インディア・ストーカー:ミア・ワシコウスカ/イヴリン・“エヴィ”・ストーカー:ニコール・キッドマン/チャールズ・“チャーリー”・ストーカー:マシュー・グッド/リチャード・ストーカー:ダーモット・マローニー