ニコールキッドマン出演のおすすめ映画15選
続いて、ニコールキッドマンのおすすめ映画を紹介します。演技派女優でニコールキャットマンの作品はどれも見ごたえがありますが、その中でも特に評判が良くおすすめの作品を厳選しました。ニコールキッドマンファンはもちろん、映画好きの方も満足する作品ばかりなので参考にしてみて下さい。
おすすめ映画①アイズ・ワイド・シャット
『アイズ・ワイド・シャット』は1999年に公開されたスタンリー・キューブリック監督最後の作品です。すでに夫婦であったニコールキッドマンとトム・クルーズが夫婦として共演していますが、こちらの作品がきっかけとなり離婚しました。
見どころやあらすじ
内科医のビルは、美しい妻のアリスと6歳の娘と幸せな家庭を築いていました。家族旅行では結婚9年目の少々のマンネリを打開するため、招かれたパーティーでお互い違う異性と共にし嫉妬をさせようとします。
パーティから帰宅すると、アリスから家族旅行中に他の男性と性行為をしたことを告白されたことで、ビルが激怒しました。ビルは自分のことを裏切らないと思っていた妻からの衝撃的な告白で、不倫が頭から離れなくなってしまったのです。
それからと言うもの、アリスが他の男性に抱かれたことで悩みはじめ嫉妬に狂います。そこで友人のニックから秘密のパーティーを知ったビルは興味本位で、パーティーに参加してしまうのでした。『アイズ・ワイド・シャット』は、夫婦がよく陥る倦怠期をテーマにした作品です。
妻のアリスは、夫のビルに絶対的な安心はしないで、長く一緒に居ても他の男性に目移りすることだってありうると言うことを教えたかったのでしょう。これは世の男性全員に言えることなので、ぜひ夫婦一緒に観てもらいたい作品となります。
キャスト
ビル:トム・クルーズ/アリス:ニコール・キッドマン/ヴィクター・ジーグラー:シドニー・ポラック/マリオン:マリー・リチャードソン/ニック:トッド・フィールド/ドミノ:ヴィネッサ・ショウ/ホテルの受付係:アラン・カミング/ミリチ:ラデ・シェルベッジア/ミリチの娘:リーリー・ソビエスキー/サリー:フェイ・マスターソン
おすすめ映画②アザーズ
『アザーズ』は2001年に公開されたスリラー映画です。監督を務めたアメナーバルは、トム・クルーズの『オープン・ユア・アイズ』を断って、ニコールキッドマンの『アザーズ』を製作しました。また、こちらの作品でもトム・クルーズは関わっており、総指揮官として参加しています。
見どころやあらすじ
物語の舞台は第二次世界大戦末期のイギリスにあるチャネル諸島のジャージー島です。島にある立派な屋敷には、娘アンと息子ニコラスとその母親グレースの3人家族が住んでいました。
夫は戦争で戻らず、使用にも突然姿を消したことで広い屋敷で3人だけの生活を送っていたグレースたちの元へ、突然使用人として雇ってほしいと3人の訪問者が訪ねてきたのです。『アザーズ』はホラー映画でもあり、ホラー好きの方にもオススメの作品となります。
3人の訪問者が来てからというもの、奇怪な物音や超常現象が頻繁に起こるようになる内容なのですが、作中、屋敷がずっと薄暗く不気味な雰囲気を漂わせており、恐怖心をさらに煽るのです。全米でも大ヒットした作品ですので、チェックしてみましょう。
キャスト
グレース:ニコール・キッドマン/ミルズ夫人:フィオヌラ・フラナガン/チャールズ:クリストファー・エクルストン/アン:アラキナ・マン/ニコラス:ジェームズ・ベントレー/エドマンド・タトル:エリック・サイクス
おすすめ映画③ムーラン・ルージュ
『ムーラン・ルージュ』は、2001年にアメリカで製作されたミュージカル映画です。監督は、1996年『ロミオ&ジュリエット』を手掛けているバズ・ラーマン監督が務めます。音楽や撮影、美術、衣装すべてのスタッフが『ロミオ&ジュリエット』と同じで圧巻の演出が魅力です。
見どころやあらすじ
夜の街モンマルトルに作家志望のクリスチャンがやってきました。親の猛反対を押し切りモンマルトルに来たクリスチャンは、キャバレー「ムーラン・ルージュ」と出会います。
「ムーラン・ルージュ」の人々は披露する歌の歌詞が決まらないと悩んでいると、クリスチャンがショーに完全にマッチした歌を披露するのでした。
『ムーラン・ルージュ』は、20世紀を代表する有名な楽曲がいくつか使用されているところや、華やかなショーパフィーマンスが魅力の作品です。また、劇中で起こる作家と高級娼婦の禁断の恋愛の行方も見どころとなります。
キャスト
サティーン:ニコール・キッドマン/クリスチャン:ユアン・マクレガー/アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック:ジョン・レグイザモ /ハロルド・ジドラー:ジム・ブロードベントウースター公爵:リチャード・ロクスバーグ
おすすめ映画④めぐりあう時間たち
『めぐりあう時間たち』は、2003年に日本公開されたロマンス映画です。マイケル・カニンガムの原作『ダロウェイ夫人』を、スティーブン・ダルドリー監督が映画化しました。
見どころやあらすじ
1923年、精神疾患により郊外で療養生活をしている作家のバージニア・ウルフは、新作小説『ダロウェイ夫人』の執筆活動に取り組んでいました。
午後から行われたティーパーティに参加したことでバージニアの様子が急変してしまいます。時は流れ1951年、妊婦のローラは、夫の理想的な母親、妻像を押し付けられ、疲れてしまいました。
さらに時は変わり2001年、ニューヨークで編集者をしているクラリッサは、HIV感染で余命を言い渡された友人の、受賞パーティの準備をしています。しかし、パーティは中止になり落胆していると、友人リチャードの母親ローラが訪ねてきたのでした。
『めぐりあう時間たち』は3人の時代も生い立ちも違う女性たちの運命の1日を描いています。こちらの作品でニコールキッドマンは第75回アカデミー賞で主演女優賞を受賞しました。
キャスト
ヴァージニア・ウルフ:ニコール・キッドマン/レナード・ウルフ:スティーヴン・ディレイン/ローラ・ブラウン:ジュリアン・ムーア/ダン・ブラウン:ジョン・C・ライリー/クラリッサ・ヴォーン:メリル・ストリープ/リチャード・ブラウン:エド・ハリス
おすすめ映画⑤ウソツキは結婚のはじまり
『ウソツキは離婚のはじまり』は2011年にアメリカで製作されたラブコメディ映画です。『ビッグ・ダディ』や『エージェント・ゾーハン』でお馴染みのデニス・デューガン監督が手掛けました。
見どころやあらすじ
整形外科医のダニーは後腐れない関係を築くため、独身なのに嘘の結婚指輪を身に付け女性遊びを繰り返していました。そんなある日、休暇でハワイを訪れていたダニーは、美しいパルマーに出会い本気で惚れてしまいます。
結婚指輪を隠してデートをするダニーですが、デート中にパルマ―に指輪を見られ、なぜかダニーは既婚者だと嘘をつきました。嘘の細工のために、同じ職場で働くキャサリンに離婚間近の妻役を頼むのですが、波乱の展開が待ち受けているのです。
『ウソツキは離婚のはじまり』は、公開された初週末3日間で約3050万ドル売り上げたヒット作で、アメリカの他にロシアでも大ヒットしました。遊び人のダニーが付いた嘘が大事になっていくのですが、笑い要素満載の元気が出る作品でしょう。
キャスト
ダニー・マカビー:アダム・サンドラー/キャサリン・マーフィー:ジェニファー・アニストン/マギー・マーフィー:ベイリー・マディソン/マイケル・マーフィー:グリフィン・グラック/デヴリン・アダムス:ニコール・キッドマン
おすすめ映画⑥コールド マウンテン
『コールド マウンテン』は2004年に公開された戦争作品です。チャールズ・フレイジャーのベストセラー小説を映画化した作品で、レニー・ゼルウィガーがアカデミー助演女優賞を受賞しました。
見どころやあらすじ
南北戦争末期のヴァージニア州で戦争をしていた南軍の兵士インマンは、重傷を負い瀕死状態になりました。病院に搬送されたインマンは一命を取り留めますが、心身ともに戦争に疲れ果てています。
唯一の心の支えである故郷のコールドマウンテンと、そこでインマンを待ち続ける恋人のエイダを想い入院生活を過ごしていると、エイダから手紙が届きました。手紙を読んだインマンは死罪を覚悟で脱走を試みるのでした。
『コールドマウンテン』は、インマンとエイダの壮大な愛が描かれています。彼女の悲劇を知ったインマンが死罪覚悟で会い行く様子や、戦争にも負けない二人の想いやう心に涙すること間違いないでしょう。
キャスト
インマン:ジュード・ロウ/エイダ・モンロー:ニコール・キッドマン/ルビー・シューズ:レネー・ゼルウィガー/マディ:アイリーン・アトキンス/スタブロッド・シューズ:ブレンダン・グリーソン
おすすめ映画⑦ドッグヴィル
『ドッグウィル』は、2003年に製作されたサスペンス作品です。物議を醸す作品を得意とするラース・フォン・トリアー監督が手掛けており、監督自身がDVカメラで撮影もしています。
見どころやあらすじ
ロッキー山脈のふもとにあるドッグヴィルで、銃声が鳴り響きました。美女のグレースは、村人の青年トムに助けを求めますが、彼女を追うギャングたちが現れます。
ところが、トムはグレースを咄嗟に隠したことで、ギャングたちをうまく誤魔化はしたのです。翌日トムは村人たちに、2週間で村人全員に好かれることを条件に、グレースを匿うことを提案するのでした。
『ドッグウィル』はラース・フォン・トリアー監督が、想像上のアメリカを描いた作品で、何回か登場するレイプシーンなどニコールキッドマンの身体を張った迫真の演技も注目です。
キャスト
グレース:ニコール・キッドマン/トム・エディソン:ポール・ベタニー/リズ:クロエ・セヴィニー/ジンジャー:ローレン・バコール/チャック:ステラン・スカルスガルド