フラワーギフトサービスを展開する花キューピットは、7月1日(月)、新サービス「初任給で花束を。8000日分の感謝を両親へ」を開始した。

初任給で花とメッセージを贈る


「初任給で花束を。8000日分の感謝を両親へ」は、新入社員と会社が合同で両親やお世話になった人に初任給で花とメッセージを贈れるサービス。

企業に代わり、花キューピットが日本全国の新入社員の実家やお世話になった人のもとへ直接足を運び、花とパーソナライズメッセージカードを手渡してくれる。入社まで育ててもらった感謝を伝え、家族にも安心してもらうことで、新入社員が長く働ける環境づくりを手伝うサービスとなっている。

少子化などを背景に新卒採用は売り手市場が続いている。さらに、親の意思確認を行って内定辞退を防ぐ企業も増えているという。入社しても早期に退職してしまう若手社員が多いことが社会問題にもなるほどに、企業にとって人材を確保し、長く働いてもらうことが困難になっているそう。

花キューピットは、同サービスを通して、親の企業に対する信頼を高め、新入社員が安心して長く働ける環境づくりをサポートする。

8000日分の感謝を伝える

生まれてから大学を卒業して社会人になるまでの日数は、4月1日生まれで8,402日、3月31日生まれで8,038日。同サービスでは、約8,000日育ててくれた家族への感謝の気持ちを、花を添えて贈る。パーソナライズメッセージカードは、社員の生年月日に合わせて作成される。「今まで育ててくれてありがとう、これからは会社が社会人として育成します」という気持ちを込めた家族との絆づくりを花キューピットがサポートする。

トリプルアイズがサービスを導入


今回、このサービスを、AIプラットフォームおよびシステムインテグレーションを開発・提供するトリプルアイズが導入。2024年4月1日(月)に入社した10人の新入社員が対象となった。

花束に、代表取締役の山田雄一郎氏、および社員からの手書きメッセージを添えて贈りたいとの要望があり、山田代表が社員一人一人の家族に向けて、社員の様子やこれから期待することを手書きで記し、社員が家族へのメッセージを追記した。

このカードを花キューピットが預かり、6月まで行われた新入社員研修の修了を受け、7月1日(月)以降にそれぞれの家族のもとへ花束とともへ届ける。

山田雄一郎氏コメント


トリプルアイズ代表取締役の山田氏は、「当社には、全国から新卒社員が集まってきます。入社証書を渡すたびに、『入社してくれてありがとう』という気持ちと同時にお子さんを送り出された親御さんへの感謝の想いが湧いてきます。これまでは、その気持ちを表現する機会がなかったので、今回の親御さんに花を贈る企画にとても共感しました。当社はこれまでも、様々な会社や働き方がある中で、社員が長く働き続けることができる環境づくりを意識してまいりました。全社員集会、新卒歓迎BBQ、社員旅行、部活動など社員同士がコミュニケーションを図れる場もたくさんあります。今回の施策が、親御さんに、安心して働くことができる会社であるということをご理解いただく一助になればと考えています」とコメント。