「先発投手陣の一角を担う人材として期待されていましたが、入団後は伸び悩み、2021年5月20日にはトミー・ジョン手術を受けたこともありました。その年のオフに育成契約へと切り替わりました」(球団OB)
どの球団でもドラフト1位で獲得した選手には、入団の際、選手を引退しても指導者や球団職員などの“手形を密約”していることが多い。
「球団は齊藤を前々から戦力外として見ており、本音としては早く通告したかった。ただ、ドラ1投手ということもあり、ずっと決断を先送りしていたのです」(同)
今回の商談を先に持ち掛けたのは西武・渡辺久信GM兼監督代行だという。ただ、チームは借金20以上を抱えており、上向く気配は見えてこない。