◆彼に突き飛ばされて恋心が冷め、自力で下山
「スゴい剣幕(けんまく)で『ふざけんなよ! こっちにくんなっ』と叫んで、私を突き飛ばしたんですよ…信じられます?」
一瞬でYさんへの恋心が冷めてしまった菜摘さん。
「いくら毛虫が苦手だからって…困っている私を助けようともせず、むしろ毛虫扱いして突き飛ばすなんてドン引きですよ。そんな人信用できませんよね」
頭にきた菜摘さんは、落ちていた枝で毛虫を取ると歩いてひとりで下山する事に。
「デートだと思って、ヒールのある靴を履いてきてしまったのでキツかったですが…もうこの男と1秒でも一緒にいるのは時間のムダだと感じて自力で帰ってやりました」
下山中に何度もスマホにYさんから電話がきましたが、無視し続ける菜摘さん。留守電が残されていたので帰りの電車で聞いてみると…。