矢沢永吉の若い頃は?キャロルでの活躍とソロデビュー
チャイナタウンや喫茶店のボーイなどの仕事で食い扶持を稼ぎながらバンドメンバーを募り、「ザ・ベース」「イーセット」の結成・解散を経て、のちの矢沢ファミリーとも呼べるメンバーで構成された「ヤマト」を結成。
横浜や横須賀などのライブハウスやゴーゴークラブでのライブ活動で徐々に人気を獲得しましたが、結局デビューは叶わず解散しました。
再度、張り紙チラシでバンドメンバーを募集し、1972年、ジョニー大倉さんらとともについに「キャロル」を結成。歌謡曲やフォークソング中心だった音楽界に殴り込みを掛けるかのようなロックサウンドで人気を博しました。
しかし、個性の強いメンバー間に徐々に軋轢が生じ、1975年、日比谷野外音楽堂のライブをもって解散しました。
その後、矢沢永吉さんは周囲のスタッフを一新し、キャロルで得た印税を全額注ぎ込んで制作したアルバム&シングル「I LOVE YOU,OK」でソロデビューを果たしました。
矢沢永吉は婚姻歴が2度あり!前妻と現在の妻との間に6人の子供
矢沢永吉さんはこれまで2度の結婚と1度の離婚を経験されています。そのことについて詳しくみていきましょう。
前妻は矢沢すみ子
1度目の結婚は1972年のこと、ちょうどキャロルを結成しデビューした年ですね。お相手は矢沢すみ子さんという方で、矢沢永吉さんがブレイクする以前からお付き合いされていたそうです。
離婚の原因は、1987年に起きた巨額横領事件に奥さんの矢沢すみ子さんが巻き込まれ、夫婦で35億円という多額の借金を背負ったことがきっかけになったそうです。
このことで夫婦関係はギクシャクしてしまい、その後、矢沢永吉さんの再婚相手ともなる矢沢マリアさんと矢沢永吉さんとの不倫発覚が決定打となり、1989年に離婚しました。
矢沢すみ子さんとの間には二男一女計3人のお子さんがいました。
現在の妻は矢沢マリア
離婚の翌年、矢沢永吉さんはアメリカ人とのハーフである一般人の女性、矢沢マリアさんと結婚しました。
多額の借金を抱え、精神的にも追い詰められていた矢沢永吉さんを支えた女性だけあって、時には矢沢永吉さんのことを「裸の王様そのもの」と言ってのける気の強さと、亡夫のことを許してあげるよう諭す優しさを兼ね備えた素敵な女性だそうです。
矢沢マリアさんとの間にも二男一女計3人のお子さんがいるそうです。
娘の1人は歌手の矢沢洋子!ライブで共演したことも!
矢沢永吉さんの6人の子供達の中で、唯一芸能活動をしているのが矢沢マリアさんとの間に産まれた矢沢洋子さんです。
2008年に芸能界入りし、ギタリストの大西克巳さんとのユニット『the generous』で活動。解散後の2010年から本名の「矢沢洋子」でソロデビューし、父親の矢沢永吉さんともライブやCMで共演を果たしています。