映画「君の名は。」をきっかけに大ブレイクした4人組ロックバンド・RADWIMPS。「天気の子」の導入曲や主題歌も書き下ろしたことでも話題になりました。そんな大注目のバンド・RADWIMPSのタイアップ曲や人気曲についてまとめました!
音楽センス溢れる幅広いジャンルのRADWIMPSの曲
RADWIMPSは4人組ロックバンドです。メンバーは野田 洋次郎さん(ボーカル・ギター・ピアノ・作詞作曲)、桑原 彰さん(ギター・コーラス)、武田 祐介さん(ベース・コーラス)、山口 智史さん(ドラムス・コーラス)で構成されています。
「強い」という意味のアメリカの俗語「rad」と「弱虫」という意味の「wimp」を合わせて「RADWIMPS」という名前になったそうです。2001年に結成され、様々な曲で人気を徐々に確立していき、映画「君の名は。」での曲を書き下ろしたことをきっかけに大ブームになりました。
初心者はまずここから!RADWIMPSの人気曲ランキングTOP17!
大人気のRADWIMPSの曲を、人気曲ランキングにしてまとめました!
※歌詞に関する著作権は、JASRACおよび各レコード会社、アーティストなどに帰属します。
17位:有心論
疾走感がありながら、静かに「君」への愛を歌った曲。野田洋次郎さんの歌詞に出てくる「君」はいつも魅力的な女性で、聴く人の心を強く惹きつけます。
君があまりにも綺麗に泣くから
僕は思わず横で笑ったよ
すると君もつられて笑うから
僕は嬉しくて泣く 泣く
歌詞タイトル:「有心論」 作詞者:野田洋次郎
サビのこのフレーズがとても印象的です。君が泣いて、僕が笑って、君も笑って、僕が泣く。そんな2人の、2人だけにしかわからないような関係とそのバランスに惹きつけられます。
誰も端っこで泣かないようにと
君は地球を丸くしたんだろう?
だから君に会えないと僕は 隅っこ探して泣く 泣く
誰も命無駄にしないようにと
君は命に終わり作ったよ
だから君がいないその時は
僕は息を止め待つ
歌詞タイトル:「有心論」 作詞者:野田洋次郎
「君」を神様のように表現し、地球が丸い理由や命に終わりがあることを、「君の愛」だと歌っています。「好き」や「愛している」という言葉よりもずっと「君」への深い思いが強く伝わり、ジーンと心を熱くします。
野田洋次郎さんの才能が光る曲です。
16位:風たちの声
新海誠監督の映画「天気の子」の主題歌としても起用されているこの楽曲。
ドラムのリズムが印象的なこの楽曲。エレキギターもよく目立つ、明るく爽やかな曲です。
「さよなら」のないハローと 「仕方ない」のない未来と
鍵のないドアだらけの心で
歌詞タイトル:「風たちの声」 作詞者:野田洋次郎
爽やかで疾走感のある中で、世の中と自分について歌っています。また曲の終わりのこのフレーズも印象的です。
15位:棒人間
独特の世界観を持ったファンタジーのような歌詞が特徴的です。自らを「人間じゃない」とし、それでも「人間らしさ」を真似て、一生懸命生きる「僕」が描かれています。
ねえ 僕は人間じゃないんです ほんとにごめんなさい そっくりにできてるもんで よく間違われるのです
歌詞タイトル:「棒人間」 作詞者:野田洋次郎
このフレーズから始まるのが印象的なこの曲。「人間じゃない」ことについて許しを請うかのような苦しさが伝わってきます。
世の中に生きづらさを感じている人には、強く共感を得られる曲です。
14位:万歳千唱
「万歳千唱」は2018年10月に放送されたNHK「RADWIMPS 18祭」から、「正解」とともに1000人の18歳世代とともにパフォーマンスした曲です。
1夜限りのパフォーマンスを選ばれた1000人の18歳世代とともに完成させるという試みで、RADWIMPSの演奏とともに1000人がコーラスとして参加しています。
力強いコーラスが、この楽曲をさらに壮大にして、大きなエネルギーを感じる曲になっています。
君がどんな顔で笑うかを彼は知っているよ
打ち上げ花火みたいに笑う君がいるよ
君が笑わないとさ それじゃ思うツボさ
さぁいざ、迎えにいこう
歌詞タイトル:「万歳千唱」 作詞者:野田洋次郎
「君」についても歌われていて、元気がもらえる応援歌のような曲です。
13位:会心の一撃
「お前なんかいてもいなくても」がお得意の
意地悪いこの世界の口癖で
歌詞タイトル:「会心の一撃」 作詞者:野田洋次郎
このフレーズがびっくりするほど体にすっと入ってくる曲の始まり。思わず体を揺らしてしまうような、エレキギターの音色がかっこいい曲です。
圧倒的で感動的な 理想的超えて完璧な
運命的で冒険的な 時に叙情的な未来 VS平均的で盲目的 半永久的に安泰な
無痛 無臭 無害 無安打無失点の 未来 未来 未来
歌詞タイトル:「会心の一撃」 作詞者:野田洋次郎
現在の世の中にうんざりするような嘆きから、サビでは可能性がある未来と今の現状が続くような未来を「VS」として対比させています。しかし不思議なことに、未来への希望が湧き上がってくる前向きな曲です。
二番では「未来と未来のvs」ではなく「世界と世界のvs」に変わります。また野球の用語が多く出てくることも特徴的です。
漢字が多く、文学的な歌詞が、野田洋次郎さんらしさを思わせます。
12位:夢灯篭
新海誠監督の大ヒット映画「君の名は。」にて、野田洋次郎さんが書き下ろした楽曲です。
とても短い曲ですが、その中にも深い意味がたくさん詰まっています。イントロの静かな雰囲気が途中で変わり、疾走感のある曲に変化しています。
君の名を 今追いかけるよ
歌詞タイトル:「夢灯篭」 作詞者:野田洋次郎
野田洋次郎さんの言葉のセンスが光るこの楽曲。最後は映画「君の名は。」に沿ったフレーズになっています。
11位:おしゃかしゃま
バンドのかっこよさが詰まった疾走感溢れる曲。早口な歌詞も、すっと体の中に入ってきます。
カラスが増えたから殺します 更にサルが増えたから減らします
でもパンダは減ったから増やしますけど けど人類は増えても増やします
歌詞タイトル:「おしゃかしゃま 」 作詞者:野田洋次郎
理不尽な世の中と、「神様」のように傲慢に生きる「人間」について説いています。
僕は見たこと無いんだ あちらこちらの絵画で見るんだ
更に話で聞いてる神様 はどれもこれも人の形なんだ
偶然の一致か 運命の合致 はたまた自分勝手スケッチ
あっちこっち そっちどっち 一体どうなってるんダ・ヴィンチ
歌詞タイトル:「おしゃかしゃま 」 作詞者:野田洋次郎
早い口調で、リズムに流れるように歌いながら、野田洋次郎さんの独特の視点にはっとさせられます。