◆「ペットボトル症候群」に要注意

ジュースを飲む男の子
 二つめは、多飲のリスクについてです。厚労省のサイトを見ていくと、糖類を含む嗜好飲料の多飲が肥満をきたす恐れがあるとして、注意喚起が行われています。

 さらに言及しているのは、「ペットボトル症候群」のリスクについて。汗をかいたときや疲労時に飲みたくなる炭酸飲料や清涼飲料は、多飲によって高血糖状態を招き、「ペットボトル症候群」という急性の糖尿病を引き起こすリスクがあります。

 症状は、のどが渇く、だるい、疲れやすい、イライラする、吐き気がするなどで、重度の場合は意識もうろう・昏睡などの症状を呈すことも。特に学童期の子どもは清涼感のある甘みを好むため、注意が必要です。

※参照:厚生労働省e-ヘルスネット「嗜好飲料(アルコール飲料を除く)」