4日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、高校生がサッカーの試合をしていたグラウンドに落雷があり18人が搬送されたことを報道。
搬送されたうちの1人が意識不明の重体と伝えられており、社会学者の古市憲寿さんは「落雷が人間の体にあたる」ことの脅威について私見をのべました。
■落雷で高校生が意識不明の重体
2日の午後2時40分頃、宮崎県宮崎市の高校のサッカーグラウンドに雷が落ち、合わせて18人の高校生が病院に運ばれました。
グラウンドでは、私立鵬翔高校(宮崎市)と、熊本県立鹿本高校(山鹿市)がサッカーの練習試合を行なっており、鹿本高校の生徒2人が意識不明の重体に。その後1人は意識が回復したとのことです。
近所の人の証言によると同時刻は雨は降っていたが雷は鳴っておらず、落雷注意報は出ていたものの「いきなりの落雷」だったもようです。
■谷原章介「温暖化の影響」も指摘
天達武史気象予報士は、「雷注意報が出ている段階では天気が急変する可能性があるということなんですよね」「必ず雨雲レーザーで確認をしたほうがいいと思いますね」と注意喚起しています。
司会の谷原章介さんは「春雷」と呼ばれる雷の多い時期であることを指摘しつつも、「最近っていうのは予想できないくらいの…温暖化の影響もあって、雷が発生する頻度とか雨雲の動きが変わってきているじゃないですか」と発言。
さらに、「ああいう広いサッカー場のようなところでは落雷は起きやすいと思うので、部活動のありかたを考えなければいけないですね」と考察しています。