◆リナさんも突如激しいかゆみに襲われる

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「私もさっさと休んで次の日に備えることにしたのです。そして、『こういうときのためにも予備の布団が1組ぐらいは欲しいな』『私にも感染したら、自分や旦那の実家は遠いし、どうしよう』と不安を抱えながら、夫が眠る布団へ入りました」

 夫は、ボリボリとカラダを掻きむしりながらも、イビキをかいています。「昨日はかゆすぎて、ほとんど眠れなかったと言っていたし……。着替えもせずに寝るなんて、相当疲れていたんだな。ちょっとかわいそうかも」と、久しぶりに夫の頭をやさしく撫でながら眠りにつこうとしたリナさんでしたが……。

「少し経つと、チクっという痛みのようなかゆみのような感覚が襲ってきて、そのあとは急激にかゆい。かゆい範囲も広かったので、『やっぱり、私も感染したのかも? 発疹が出る病気って、何だろう?』と考えてみたものの、その日は原因もわからず、眠れぬ夜を過ごしました」