自分の価値や存在意義を肯定する力が「自己肯定感」。そして、目標達成のための能力が自分にあると信じられる力が「自己効力感」です。
自己肯定感を高める方法は昨今多く聞くようになりましたが、自己効力感を高めるためにできることはあるのでしょうか? fumumu取材班が、コツを聞いてきました。
①「できる」と声に出す
「自分自身に対して、『できる』という言葉を唱えてみてほしいです。言葉の力って、本当にすごいから。
『自分には無理』『できるはずない』などのネガティブな言葉ばかり使っていると、それが真実のように聞こえてくるんです。反対に『自分なら大丈夫』『きっとできる』とポジティブな言葉を使うようにすると、根拠のない自信がついてくるんですよね。
この根拠のない自信って、実はすごく大切! 何事も絶対に成功する保証はないから、最後の一歩は根拠のない自信が自分の背中を押すんです。『私にもできるはずだ』と自分に言い聞かせることで、踏み出す勇気が持てると思いますよ」(30代・女性)
②失敗だと捉えない
「自分の理想通りにいかなくても、ただの失敗だと捉えないことが大切だと思います。『失敗だった』『無駄だった』と考えると、次に挑戦する勇気が消えてしまうから。
うまくいかなくても、むしろラッキーですよ。うまくいかない理由をひとつ学べたと思えば、次回に活かせるじゃないですか。自分の責任ではなく、タイミングや運が悪い場合も多いですしね。
ひとつの挫折をずっと抱えたままだと、なかなか前に進めません。『想像と違う結果になったのは仕方ない、じゃあ次だ!』と、サラッと切り替えるスキルを養うことで、いつの間にか自己効力感も高まっていくんだと思います」(20代・女性)
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