①消耗品ストック

片付け モノを増やさない ルール

お客様の家にご訪問していて、一番問題だと感じるのが消耗品のストックの量です。消耗品というのは、洗剤類やシャンプー類、ラップや袋、使い捨て容器、マスク、ティッシュなど暮らしの中で最も種類も多い物だと思います(上記画像はお客様宅の多すぎる消耗品ストックです)。

種類が多いジャンルなので、例えば本来1つあれば大丈夫な物なのに、1つ予備に持つ人と、3つストックする人やケース買いで12個ストックする人などがいます。

消耗品の種類が、例えば家の中に30種類あったとしましょう。それを全て3つずつストックがあれば90個、もし12個ストックすれば360個もの数になってしまうのです。洗剤やラップ等はないと不便になるかもしれませんが、たくさんあっても生活の豊かさは変わりません。それどころか、スペースを圧迫してしまうので逆に生活が不便になるのです。

私のルールは基本的にストックは持たないこと。もちろん、トイレットペーパーなど12ロールが購入単位の物もありますが、最後の1ロールになったら買う、という感じです。特に1日くらいなくなっても大丈夫な物などはストックなんて必要ありません。少し前にラップを切らしてしまいましたが、あえてラップ無しで生活できるのかしばらく試してみましたが、大丈夫でした。

②衣類

片付け モノを増やさない ルール

消耗品ストックの次に、皆さんの家で多いな…、と感じるのが衣類です。衣類はとてもかさばるので、増やしすぎるととても大変なことになってしまいます。

ただ消耗品と違って全く同じ物をいくつもストックする訳ではなく、いろいろなデザインや用途、趣味の衣類をあれこれ欲しくなってしまう気持ちは分かります。私も若い時は、かなりたくさんの服を持っていましたし、今もファッションは大好きです!欲しいな、と思う物はなくなりません。

とはいえ、クローゼットのスペースは限られていますし、1つ1つの物を大切にできなくなってくるので、増やしすぎは絶対にできません。

増やさないようにするためには、しっかりと自分にとって必要な物を明確にすること。今、何をどれだけ持っているのか把握することが大切です。また、クローゼットのスペースから適正量をあらかじめ明確にし、それ以上は増やせない、と決める事です。

ただ衣類は、着用に伴って傷んできますし、流行や好みもあります。一生大切にしなきゃいけない訳ではなく、新しい物を購入するなら今持っているどれを手放すのか、手放す勇気がないなら買えない、というルールです。

自分の好きを明確にし、好きと実用をバランスよく持つことが衣類の管理において重要だと思います。