◆家族の変化とひとりになる不安

DAIGOさんと姉・影木栄貴さん
30代から40代へ。女性ならふと思うことがあります。「結婚しなくていいのかな?子どもを産まなくていいのかな?」

影木さんが初めてちゃんと結婚と向き合った時、すでに弟であるDAIGOさんはブレイクしていました。DAIGOさんの姉としてテレビに呼ばれる機会も増え、影木さんは「結婚したいので、テレビでお見合い相手を募集してくださいよ」と口走ってしまい、なんとそれが実現してしまうのです。

4人の男性とお見合いしましたが、すべてが頓挫(とんざ)。影木さん40歳、気落ちして、結婚も出産もあきらめようとかたく誓ったはずなのですが…。

振りかえってみると、一人暮らしは不向き、ルームシェア生活も不向きです。自律神経に不調をきたして実家に戻れば、あたたかい部屋と両親が迎えてくれました。

影木さんは、ひとりは無理だと改めて痛感。でも仲のいいDAIGOさんは北川景子さんとの結婚で実家を出て、今は健在の両親も、いずれはいなくなってしまいます。

“40歳になって何を悠長(ゆうちょう)に構えているのだ?”とか、“仕事もあるのだから甘えている場合ではないのでは?”など、手厳しい意見もあるかもしれません。

とはいえ、人が何かを心の奥底から望むのは、案外こんなきっかけからではないでしょうか。ひとりになりたくない、さみしい。そして漠然とした「女としてこのまま終わっていいのかな?」という不安。

ここから影木さんの、本気の婚活が開始するのです。