3つ目の漢字は「衣鉢」です!

「衣鉢

これ、何と読むかわかりますか?

 

漢字自体は簡単なのに、組み合わさると見慣れないですよね。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「衣鉢」読み方のヒント!

 

「衣鉢」は、仏教にまつわる言葉。

耳慣れない方も多いかもしれません。

 

素直に読むと「ころもばち」「ころもはち」になりますが、

これはもちろん間違い!

「鉢」の読み方が肝です。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「衣鉢」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「いはつ

です!

 

「衣鉢」は、

「僧侶がまとう3種類の袈裟と一つの鉢」という意味の言葉です!

 

袈裟は僧侶の着る服のこと。

鉢はいつも持ち歩く食器、つまり托鉢のことを指しています。

これらは師匠である僧から受け継ぐものとして知られています。

 

これが転じて、師匠から伝えられた学問や技芸の極意のことを指すのだとか!

簡単に「先人の偉業を引き継ぐ」という時にも

「衣鉢を継ぐ」と表現しますよ。

 

ちなみに「衣鉢を継ぐ」は「遺髪を継ぐ」と書いてしまいがち。

「遺髪」は個人の形見となる髪の毛のことなので、

かなり意味が変わってしまいます。

パソコンやスマホの変換でも出てくるので、注意しましょう!

 

これを機に意味も読みもしっかり覚えておくのをおすすめします!

4つ目の漢字は「吉丁虫」です!

「吉丁虫

これ、何と読むかわかりますか?

 

なんだか縁起が良さそうな見た目ですが、

正しく読める人は少ないかも。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「吉丁虫」読み方のヒント!

 

「吉丁虫」は見た目通り、とある虫の名前です。

普段はカタカナで書くことが多い上に、

単純な読み方ではないんです。

「キッチョウムシ」はもちろん不正解!

 

ヒントは4文字「〇〇ムシ」と読みます。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「吉丁虫」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「たまむし

です!

 

「吉丁虫」は、

「日本にも生息する金属光沢を持つ甲虫」です!

 

世界には2万種ものタマムシ科の虫がいるそうで、

日本に生息しているのは200種以上いるのだとか。

 

緑色をベースとしたギラギラと七色に輝く光沢が特徴。

その美しい光沢は、古来より宝石のようだと珍重されてきたそうです。

 

「吉丁」というめでたい漢字が使われているように、縁起物としても扱われていました。

「箪笥にタマムシを入れておくと、着物が増える」という迷信まであったのだとか!

 

今では信じられない話ですが、

その輝きに魅了される気持ちはわかりますよね。

 

タマムシにはこれ以外にも「玉虫」という漢字もあります。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!