◆糖化は日々の食生活が大きく影響

『専門名医が教える!緑内障に効くたった2つの習慣』
 もうひとつ、体の中で老化を引き起こすのは「糖化」です。砂糖や炭水化物などの糖質を食べすぎてしまうと、余った糖とタンパク質が結びついて「AGEs(エージス)」と呼ばれる老化物質を合成します。

 これは体に炎症を引き起こし、こちらも白内障や加齢黄斑変性症にも関わりがあります。

「AGEs(エージス)」は高温で調理したものにも多く含まれます。チキンのオーブン焼き、とんかつ、唐揚げ、ステーキなど、こんがりと揚がっているもの、焼かれているものはAGEsが生成されやすいのです。

 酸化や糖化といった老化現象は、網膜や血管を劣化させるため、緑内障による視野障害の進行が早くなるという報告もされています。

 酸化、糖化の原因となる食品を減らすことも大事ですが、これから紹介するスーパーフードを食生活に取り入れることで、体のストレスを緩和し、緑内障を含む眼科疾患の予防が期待できます。