◆酸化が目を老化させる

『専門名医が教える!緑内障に効くたった2つの習慣』
※写真はイメージです(以下同)
 私たちの体は、日々ストレスを受けています。老化と関わりがあるのは「酸化」です。活性酸素によって細胞が傷つき、老化が進むのです。イメージとしては、放置された鉄が錆びていくのと同じです。体の中のサビ=酸化と捉えてください。

 酸化の要因としては、紫外線などの太陽光の刺激、たばこ、精神的なストレス、激しい運動……などが挙げられます。これらの酸化ストレスは抗酸化物質によって除去されています。

 目は、レンズとなる水晶体や、光が集約する黄斑部(視力の中心になる、網膜でもっとも大事な部位)が酸化ストレスに晒されます。水晶体が酸化すると白内障の原因となりますし、黄斑部の酸化は「加齢黄斑変性症」という病気を引き起こします。