これからが復活を懸けた正念場となりそうだが、本田のモチベーション低下が懸念されているようだ。通常、メインキャスト級でドラマに出演しているタレントのSNSは、撮影のオフショットや告知で埋め尽くされることが多い。

 しかし、本田はフォロワー数330万人以上を誇る自身のInstagramでドラマのオフショットの投稿や告知をほとんどしておらず、まともに言及したのは両ドラマの最終回が放送される時だけだった。その一方、雑誌の撮影などモデル業のオフショットや告知は頻繁に投稿している。

 そうした状況から、業界内では「ネットであまりに演技が酷評されたことで、女優業への意欲がなくなってしまったのでは」と危惧されている。今春に自身がフルプロデュースするビューティーブランド「By ttt.(バイティースリー)」を立ち上げたことも、女優業への関心を薄れさせる要因になったのかもしれない。そうだとすると、女優業を起点に巻き返しというのは難しそうだ。

 モデルやファッションの仕事を中心にしていくのであれば、本田にとって「原点回帰」ともいえるが、果たしてどのような道を歩んでいくのだろうか。