【6】寳登山神社(秩父三社)
約1900年前に日本武尊が東征の帰途に山火事に遭遇した際に神犬の助けにより、無事に宝登山山頂に辿り着いた事が創建の始まりと伝わる神社で、火災盗難よけや諸難よけの守護神として多くの信仰を仰ぐ神社です。
現在の社殿は、江戸時代末期から明治初頭に29年の歳月をかけて造り替えられた権現造り(ごんげんづくり)で、欄間には「二十四孝」を始め多くの彫刻が施されています。平成21年に改修工事が行われており、緑の森の中に色鮮やかな社殿が美しいお社です。
麓の拝殿からロープウェイで寳登山山頂(標高497.1m)に登った所に、奥宮が鎮座しています。
【7】秩父神社(秩父三社)
鎮座2100年の歴史をもつ、秩父地方の総社です。現在の社殿は江戸時代に徳川家康の命によって建てられたもので、本殿・幣殿・拝殿をつないだ、荘厳な権現造です。
社殿には左甚五郎作と伝わる「子宝・子育ての虎」や「つなぎの龍」など、さまざまな彫刻が施されており、見どころの一つとなっています。
毎年12月に行われる例祭「秩父夜祭」は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭及び日本三大美祭に数えられ、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
【8】秩父まつり会館
先に紹介した秩父神社の例祭「秩父夜祭」を紹介している会館です。
館内では迫力ある夜祭の光景を映像で紹介している他、原寸大の鉾笠や豪華な屋台などを間近で見学する事ができる施設です。
【9】秩父今宮神社
秩父市の中心に鎮座するお社で、伊邪那岐大神(イザナギノミコト)と伊邪那美神(イザナミノミコト)の夫婦の神がお祀られており、縁結びのお社として多くの参拝者が訪れる神社です。
【10】祭りの湯
西武の秩父駅前にある天然温泉が楽しめる温浴施設です。建物は秩父のお祭りをイメージさせる作りで、館内では温浴はもちろん飲食や売店もあり、秩父旅の最後に体を癒すのに最適なスポットです。