「ディスカバリー北海道 2024」が、7月3日(水)~16日(火)の期間、大丸札幌店の地下1階ほっぺタウンと8階レストラン街で開催中だ。

北海道食材の素晴らしさを発見

2006年の秋からスタートし25回目となる「ディスカバリー北海道」。現在は、1年に2回、夏と秋に開催している。

道内179市町村の特産品や知られざる地元の名品に注目し、地元で活躍している人々とのコラボレーションで、北海道食材の素晴らしさを発見・発掘する、大丸札幌店の名物企画だ。

今年は、「女性農業生産者」と「やさいバスが運ぶさくらんぼスイーツ」をテーマに開催している。

北海道の女性農業生産者が登場


7月6日(土)は、上富良野町の「Nishio Farm」西尾菜緒さんが、地下1階のフレッシュワンに登場。

西尾さんは、有機JASを取得して、オーガニックの野菜やハーブを作っている。上富良野町の特産物であるホップは、ビールの原料のみならず、ハーブとして食材として生産・販売されている。なかなか見かけることのない葉付き人参や、堀りたての新ニンニクも販売する。


7月9日(火)は、石狩市の「YUMEYASAI」波多野夢子さんが、地下1階のフレッシュワンに登場。

波多野さんは、石狩の寒暖の差と砂地地帯を活かし、ジャガイモ、長芋、ゴボウなどをメインに根菜を多く生産している。「規格外品でも味は変わらず、さまざまな食べ方があることを知ってほしい」という思いを、野菜とともに届ける。

「大橋さくらんぼ園」のさくらんぼを販売

「やさいバス」は、地域を巡回する専用車両で生産者が出荷した農産物を販売店に届ける仕組みで、全国14都道府県で展開。2022年3月から「やさいバス北海道版」がスタートし、大丸札幌店でも毎週月・水・金曜日の週3回、「やさいバス北海道版」の農産物を販売している。

「ディスカバリー北海道 2024」では、この「やさいバス」が運ぶ芦別の「大橋さくらんぼ園」が栽培する約60種類の品種のさくらんぼの中から、この時期おいしい厳選した品種を販売している。

「大橋さくらんぼ園」のさくらんぼを使ったスイーツも

また、「大橋さくらんぼ園」のさくらんぼを使ったスイーツを、8階レストラン街にて約4種類、地下1階の和洋菓子売場にて約4種類販売している。


「パフェ 珈琲、酒、佐藤」で販売している「桜桃(さくらんぼ)とピスタチオ」は、芦別産の桜桃を主役に、「パフェ 珈琲、酒、佐藤」自慢のピスタチオアイスやピスタチオクリームをグラスの中に閉じ込め、香り豊かに仕上げている。価格は1個2,258円(税込)。


「パティスリーモンシェール」の「さくらんぼフロマージュクリュ」は、さくらんぼをふんだんに使った口溶けの良いレアチーズケーキ。価格は1カット702円(税込)。


「一久大福堂」の「さくらんぼぜんざい」は、ほのかな酸味のさくらんぼクリームとつぶあんが絶妙にマッチした、期間限定のぜんざい。価格は1個432円(税込)。


「フルーツケーキファクトリー」の「芦別チェリーパイ」は、タルト生地にさくらんぼをのせて焼きあげたもの。価格は1ピース680円(税込)。