「永野さんみたいな人が、アングラを語れるんですよ」(くるま)
くるまによる最大限の敬意を受けて、永野が意外な告白をすることになった。
「正直なこと言おうか。俺、東京NSCの第1期のオーディション受けて、面接で落ちたからね」
これにくるまは「えー、珍しい! NSC落ちですか、マジでいないよ」と驚愕。永野は、当時鈴木蘭々が人気だったことから、NSCの面接で鈴木蘭々風の“不思議ちゃん”キャラを演じて落ちたのだという。
「落ちてるの、永野さんと千鳥の大悟さんくらいですよね。聞いたことあんの。大悟さんは『おもしろいことやれ』って言われて『お前が先やれ』って言って落ちました」
くるまはそう言うが、実は永野と大悟以外にも“NSC落ち”を経験している芸人は少なくない。
その筆頭と言えるのが、2人の『M-1』王者である。
2010年王者の笑い飯・哲夫は96年に大阪NSC18期を受験して不合格。その後、紆余曲折を経て西田幸治と笑い飯を結成するまでに4年を要している。