特筆すべきは、9位がショーゴで、11位がたけるだったことである。

 昨年の年間ランキングでは、たけるが464本で8位、ショーゴが446本で12位と2人には大きな差があった。その差が逆転しているのである。

 東京ホテイソンといえば、たけるの備中神楽をモチーフにしたツッコミフレーズで一躍人気を得たコンビ。ブレーク後も注目を集めるのはたけるで、ショーゴはどちらかといえば“じゃないほう芸人”という扱いだった。

 ここにきて、実際に活動の方向性からネタ作り、たけるのツッコミフレーズまでコンビの動きすべてを司ってきたショーゴの露出がたけるに追いついたことで、コンビの関係性がより健全になっていくに違いない。

 そのほか、見慣れた芸人たちが顔をそろえたランキングだが、そろそろニューカマーの躍進も期待したいところである。