もしも、自分の子供から「いつか僕がパパになって、生まれてきた赤ちゃんに障害があったら僕はどうしたらいい?」と聞かれた場合、なんと答えますか?
大阪のベッドタウンに暮らす、ガードナー瑞穂さん一家。アメリカ人の夫は小学校で美術と英語を教え、小学6年生の長男エイデンくん、小学3年生の長女璃莉(りりい)ちゃん、そして、小学校1年生の次女茉莉衣(まりい)ちゃんは、それぞれが個性豊かに育っています。
そんな瑞穂さんが出版した絵本『もし ぼくのかみが あおいろ だったら』は、実の息子からの質問がきっかけで生まれた本です。
ただ、エッセイと絵本、一気に2冊の作家となるまでには、いくつもの葛藤がありました。