◆コミュニティで「不快」に感じさせない範囲で個性を出す

意識をすると良いのは、その場にいる人に不快感を与える服装かどうか、です。

例えば、子どもの保育園のお迎え時の場合、出会う人は保育士、保護者、そして子どもたち。この場において胸の谷間や下着が見えそうなほどの露出、子どもを傷つけてしまいそうなほど長く尖(とが)った爪や過剰なアクセサリーをしていたら? それはきっと周囲に不快感を与えてしまうかもしれません。(あくまでも一例です)

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派手な服装、露出、長い爪がたとえ自分のアイデンティティであっても、行く場所やそのコミュニティで与える影響を考えた時にふさわしくなければ、それは周りとって「不快」となってしまうのです。

しかし、不快を感じさせない範囲であれば個性は存分に発揮していても構いません。同じく保育園のお迎え時に、ド派手なロックTシャツを着ていても、Tシャツに清潔感があって、過度な露出もなく、ケガを誘発するようなアクセサリーを多用していなければ、不快に思われることはほとんどないのではないでしょうか。

考えるべきポイントは、出向く場所において「何が人を不快にさせるのか」を意識すること。多くの場合、清潔感のなさ・性的な刺激・オケージョンのルールに反していると不快感を与える傾向にありますので、やり過ぎていないかを一度振り返ることも大切ですね。