◆年収200万円台の女性、出会える男性が激変した理由

現在妊娠中の由美さん(仮名・39歳/福祉)は、今年同い年の男性と出会って結婚相談所を成婚退会した女性。幸せな新婚さんに見えますが、楽で順調な婚活だったわけではありません。

若い頃は結婚に興味を持てず、憧れの地方移住を叶えてリゾートバイトなどをしていた時期がありました。一時は年収が100万円前後だったことも。やがて地方での暮らしを断念して東京に戻ってきて、家族が欲しくなり婚活を開始しました。

ところが自身の年収が200万円台で「年齢的に子どもを産める自信がない」と自己評価が低いまま婚活を始めてしまった由美さん。会えた男性たちは歳上の40代しかおらず、しかも清潔感やコミュ力に難ありの微妙な男性ばかりでした。そこで婚活コンサルの私のところへご相談にやってきて、写真やプロフィールを変更して婚活を再スタートさせることになったのです。

プロフィールには新規事業の立ち上げに携わった経験や地方移住の経験を盛り込み、会ったら楽しそうで、中身がある女性に見えそうな内容に変更しました。そしてアイルーチェという人気のフォトスタジオでフルメイク込みで写真を撮り直しました。

由美さん(仮名)
婚活用の写真を撮り直した由美さん(写真は本人提供)
すると申し込み(結婚相談所における、相手に会ってみたいという意思表示)の数がぐっと増え、年下の男性からも申し込まれたそうです。会ってみても、コミュ力の高い男性の割合が高くなりました。

写真を変えた月に11人の男性と会い、ほぼ断らず2回目デートに進んだため、休日も潰れかなり疲弊したという由美さん。1日に2人とデートしたこともありました。