◆赤楚衛二/『Re:リベンジ-欲望の果てに-』

『Re:リベンジ-欲望の果てに-』に主演した赤楚衛二の“闇落ちっぷり”も凄まじかった。これまでの出演作では、朝ドラ『舞いあがれ!』で見せた心優しく温和なヒロインの幼馴染役や、『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』での役柄などで、真っ直ぐな好青年のイメージが強かった赤楚。今回は、まったく違う一面を見せてくれました。

『Re:リベンジ-欲望の果てに-』
画像:フジテレビ『Re:リベンジ-欲望の果てに-』公式サイトより
巨大な天堂記念病院における権力争いを勝ち抜き、理事まで上りつめた赤楚演じる天堂海斗。理事として病院を守ろうと尽力するも、徐々にその歯車は狂いはじめます。医療過誤を隠ぺいしたり、若手の医師を脅したり、記者時代の後輩の好意を利用したり――正義感の強かった海斗の顔が、どんどん歪んでいくのが分かるほどの豹変ぶりです。こんなにも悪い顔ができたのか! と驚かされました。

7月26日から公開の映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』では、坂本龍馬役で出演。過去の偉人たちが現世で政権を担うという奇抜な設定で、どんな風雲児を赤楚が演じるのか、ワクワクします。