『Believe』「最高の夫婦の物語」「失速した」と賛否

 もともと離婚寸前だった狩山夫婦が、橋の崩壊事故をきっかけに絆を取り戻していく様子が印象的だった『Believe』。

 最終回放送後、ネット上では「最高の夫婦の物語で号泣した」「木村拓哉と天海祐希に夫婦役を演じさせた人、天才かよ」などと賛辞が相次いだ。

 一方、「結局、夫婦愛の話か」「前半はワクワクしたけど、後半で失速した印象」と落胆する視聴者も散見される。
 
「物語の中盤までは、竹内涼真演じる刑事や、斎藤演じる汗っかきの弁護士のつかみどころのないキャラクターが、『何か起こりそう!』と視聴者の期待を煽っていました。しかし、竹内の第7話以降の出番が少なく、最終回でも物語に大きく絡むことはなかった。加えて、秋澤弁護士も“結局、良い人だった”というオチ。これに、視聴者からは『刑事に勢いがあったのは最初だけだった』『弁護士のキャラとフィーチャーされる意味が最後までよくわからなかった』と肩透かしを訴える声も見られます」(テレビ誌記者)