人は、自分と似ている感性を持っている人と仲良くなりやすいもの。今回は、話し相手の発言から、相手の感性を読み取り、スムーズな会話を進められるテクニックをご紹介します。

なかなか話が続かない…と悩むあなたへ

一度意気投合した相手とは、まるで溢れるかのように自然と次の会話がでてくるのに、慣れない相手だと言葉に詰まる……。そんな悩みを抱えている人は意外と多いもの。「なぜか、この人とは話が合うな」と思える人と、そうでない人、その違いってなんだと思いますか?

答えはとっても簡単。
「感性が似ているか、似ていないか」です。
日本語は、言葉の選び方ひとつで、ガラリと人の印象を変えてしまうもの。今回は、相手の感性を読み取るテクニックをお教えしましょう。

相手の言葉から、感性を読み解くテクニック

相手の感性を知るポイントは、会話の中に散りばめられています。相手が、一体何を重視して会話を進めているのか、聞き比べていきましょう。

ビジュアル重視で話を進める人

ビジュアル重視で会話をする人はその通り、視覚を優先した喋り方をする人のことです。「このデザインが」「この色が」などというモノのビジュアルを重視した話し方だったり、「見てとれる」というといったワードを含むことが多いです。

サウンド重視で会話をすすめる人

サウンド重視での会話、というのは会話の中に、“音”の記憶が入っていることです。また耳あたりの良い言葉を選ぶこともあります。「まるでこんな音が聞こえてきそうな」という言葉だったり、「シャープな」と言葉に波があるような単語を使うことを指します。

フィーリング重視で会話を進める人

フィーリング重視で会話を進める人は、自分の考えを「こう思った」「こう感じた」とストレートに表現します。自分の意見とは別に、相手に「どう思う?」と尋ねることがありますが、これは自分の考えに同調して欲しい、相手の考えも知りたいといったフィーリングを重視しているものともいえます。