◆短期的な利ザヤではなく、数十年スパンで利益を得る

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写真はイメージです
 2080年までの50~60年間にわたって、世界経済が成長を続けるのであれば、その成長軌道を捉えて投資をし、時間が経つのを待てば、いつしか資産は増えているということ。

 短期的なマーケットでの利ザヤを稼ごうとするのではなく、20年、30年、40年という時間を味方につけて、お金を育てていく意識を持てば、誰でも資産を形成できるはずなのです。

【中野晴啓】

なかのアセットマネジメント代表。1963年、東京生まれ。明治大学商学部卒業。2006年セゾン投信を設立、2007年4月代表取締役社長、2020年6月より代表取締役会長CEO 就任。2023年6月退任後、同年9月なかのアセットマネジメント設立。全国各地で講演やセミナーを行い、社会を元気にする活動とともに、積み立てによる資産形成を広く説き「つみたて王子」と呼ばれる。近著に『誠実な投資 お金から自由になれる「長期投資」の鉄則』(徳間書店)