大泉洋『ディア・ファミリー』、ミセス主題歌も称賛集まる
6月17日発表の全国週末興行成績ランキングで首位に立った『ディア・ファミリー』。ノンフィクション作家・清武英利氏の『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年間の記録』(文春文庫)が原作となっている。
日本初のIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを開発した東海メディカルプロダクツ会長・筒井宣政氏とその家族がモデルとなっている物語で、主人公・坪井宣政(大泉)が心臓病を患って余命10年の宣告を受けた次女・佳美(福本莉子)を救うために自ら人工心臓を作ることを決意し、奔走するというストーリー。
宣政の妻・陽子役で菅野美穂、長女・奈美役で川栄李奈、三女・寿美役で新井美羽が出演するほか、上杉柊平、徳永えり、満島真之介、戸田菜穂、有村架純、SixTONES・松村北斗、光石研など豪華キャストが勢ぞろい。主題歌にはMrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)の「Dear」(5月20日リリース)が起用されている。
全国354スクリーンで公開され、初日から3日間で興行収入2億5600万円を上げて1位発進。鑑賞済みのネットユーザーからも「よくある“泣ける映画”と思いきや、丁寧に作られた映画で本当に素晴らしい」「大泉さんのエネルギーがすごい」「出演している役者陣がそれぞれ良い演技をしてる」などと好評だ。
また、「ミセスの曲にも泣かされた」「ずっと泣いてたけど『Dear』が流れてきてさらに号泣」「映画観た後に歌詞を読むとまた感動する」というように、主題歌を称賛する声も。
ミセスといえば、今月12日に配信リリースした新曲「コロンブス」のミュージックビデオをめぐって「差別的な表現ではないか」などと物議を醸していたが、「Dear」は映画とともに評価されているようだ。