◆投資は、経済活動に参加するための一つの手段
両者の違いについて、説明していきましょう。まず、「投資」とは、私たちのお金による経済活動への参加です。
企業が発行する株式を購入した場合、その株券を発行するのと引き換えに、会社は資本調達をすることができます。
会社が得た資本は、企業の社長や幹部たちが豪遊するためのお金ではありません。そのお金が新たな商品を作る設備投資や人件費などに使われることで、より良い商品やサービスを生むことができます。
良い商品やサービスが生まれて企業が成長すれば、株価も上がるし、配当金も出るし、資金提供した投資家にもメリットが生まれます。また、社会に新たな価値をもたらす良い企業が生まれれば、社会の活性化にもつながり、一般人の生活にも良い影響を与えていきます。