運転手は介護職員初任者研修の資格を取得

月の輪自動車教習所では、福祉タクシーのサービスを開始するにあたり、教習所で培った運転技術や安全管理のノウハウを活かし、安全で快適な移動サービスを提供することができると考えた。


従事する全てのスタッフは教習所で訓練されたプロの運転手で、最高水準の運転技術を提供することが可能。実際に6月時点で、担当運転手の約9割が現役教習指導員だ。


運転手は車椅子の介助や安全な移動のために、介護職員初任者研修の資格を取得しており、利用者のニーズに合わせた丁寧なサービスを提供する。

安全運転を行うだけなく、利用者の気持ちを汲み取れる運転手が担当することで、安心して利用することができる。また、車両は利用者の車椅子を専用のスロープやリフトを使用して、スムーズに乗降できるよう配慮している。

多様なニーズに対応する福祉サービスを

月の輪自動車教習所では、今後は送迎サービスに留まらず、利用者の多様なニーズに対応できる福祉サービスを目標に、利用者の声に耳を傾け、買い物介助などの生活に必要なサポートや、希望に応じたケアを提供していきたいと考えている。

そして、地域のニーズに即したサービスの提供や地域貢献活動を積極的に展開し、より良い地域社会の実現に向けて努力し、運転免許取得から返納後まで、地域の交通安全センターとしての責務を担っていきたいと考えているという。

この機会に、月の輪クローバータクシーの取り組みをチェックしてみては。

月の輪クローバータクシー ホームページ:https://tsukinowa-kaigotaxi.jp

※1:https://www.city.otsu.lg.jp/fire119/kyukyu/info/26092.html
※2:https://www.fdma.go.jp/publication/rescue/items/kkkg_r05_01_kyukyu.pdf

(yukari)