◆今や、一番多いのは「同い年で結婚」

「初婚夫婦の年齢差はどんどん縮小していて、いまや同い年夫婦の割合が22.3%と最も多いのです(厚生労働省「人口動態統計」2022年)。でも昭和時代は男性が年上の夫婦が多かったので、昭和生まれにとって“年下妻”が当たり前なのでしょう。

また昭和の価値観では、“モテる男性の条件”として年収を挙げる男性は多いです。年収が高ければ、若い女性と結婚できると勘違いしている。男女問わず、ご自身の思う『異性が重視するポイント』は実際と乖離しているケースは多いです」(菊乃さん)

結婚と年齢
1970年→2022年の初婚夫婦を比べると、「夫婦同年齢」は10.1%→22.3%に倍増、「妻が年上」も10.3%→24.3%に増えています。

また、2022年で約72%は「年齢差3歳以内」におさまっています。「ずっと年下の女性と結婚」はレアケースなのです(人口動態統計)。