◆オートミールで適度に糖質を摂取

オートミールとは?

 オートミールとは、イネ科の穀物である燕麦を加工した食品のこと。鉄分やタンパク質が豊富で、ヨーロッパなどでは古くから栄養豊富な主食として親しまれてきました。食物繊維が豊富に含まれているため、血糖値の急上昇を抑えつつ、適度に糖質を摂ることができます。

 また、1食分のエネルギーが白米(茶わん一杯)だと約240kcalなのに対し、オートミール(茶碗一杯)は105kcalと低カロリー。ヘルシーな食材として、近年はダイエット食としても注目を集めています。

オートミールの種類

・燕麦(オーツ麦)

オートミールを加工する前の状態。脱穀されていないので、調理に手間がかかる。

・ロールドオーツ

燕麦を蒸した後、薄く伸ばして乾燥させたもの。粒のもちもちとした食感が残っているので、食べごたえがある。

・クイックオーツ

ロールドオーツを細かくしたもの。煮込み時間は2分ほどで、とろりとした食感に仕上がる。雑炊やリゾット、小麦粉の代わりに使うのも◎。

・インスタントオーツ

ロールドオーツを調理した後に乾燥させたもの。すでに味がついているものもあり、牛乳をかけるだけで美味しく食べられるので初心者にもおすすめ。

 オートミールは腹持ちが抜群! 普段は1食あたり30グラムのオートミールを食べていますが、大食いの私でもかなり満腹になります。お米のような食感の「ロールドオーツ」と、粉ものの代わりになる「クイックオーツ」を、料理によって使い分けてもよし。私の場合、週に1回は外食先でお米やパンを食べるなど、適度にガス抜きしつつ食事管理を継続しています。