『劇場版ハイキュー!!』17週目でトップ10圏外へ

 6月10日発表の全国週末興行成績ランキングで首位に立った『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』は、漫画家・はまじあき氏が「まんがタイムきららMAX」(芳文社)で連載中の『ぼっち・ざ・ろっく!』が原作。

 ロックバンドに憧れていた孤独な女子高生“ぼっちちゃん”こと後藤ひとりを主人公とした物語で、2022年にTOKYO MXほかでテレビアニメ版を放送。

 『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』は全国132スクリーンと小規模で上映を開始したが、初日から3日間で興行収入2億1800万円をあげて堂々の1位に。

 一方、前回のランキングまで16週連続でトップ10入りしていたアニメ映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(2月16日公開)は初めてトップ10圏外へ。同じくアニメ映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(4月12日公開)はトップ10入り9週目を迎えて2位に再浮上し、累計興収146億円を突破した。

 なお、今回のランキングの半数がアニメ作品。このような結果は、24年の全国週末興行成績では実は7回目で、国内でのアニメ人気の高さがよくわかる。