27日付の「デイリー新潮」(新潮社)によると、2016年に第1シーズン、2018年に第2シーズンが放送されて高視聴率を記録した松本の主演ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の新シリーズ制作が決まっているといい、放送時期は来年1月クールになりそうだという。

 同ドラマが放送されていた日曜劇場枠は、故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けて旧ジャニーズタレントの広告起用を見送り、STARTO社に移行してからも厳しい態度を継続しているサントリーなどがスポンサーとなっている。松本がSTARTO社に所属したままならスポンサーの関係で出演は難しいだろうが、退所の決断によって新シリーズ制作が可能になったとみられる。

 放送中の日曜劇場『アンチヒーロー』の第2話(4月21日放送)では、「日本の刑事事件における裁判の有罪確率は99.9%。これはドラマでも言ってましたよね」という『99.9』を引用したセリフが飛び出しており、これが新シリーズ制作の「匂わせ」ではと指摘する声もある。

 また、松本は性加害問題の影響で第一三共ヘルスケアなどのCMが放送見合わせとなっているが、同記事によると退所に伴って複数のCM契約が再開されるという。