◆「懸賞生活」の辛い経験があったからこそ失敗しても頑張れた
――今は子どもや学生さんに向けての講演活動にも力を入れているとか。
「僕は福島への支援については一生かけて関わって生きていくつもりですが、震災のことは時間が経つごとに風化が進んでいるのを感じています。
これから先は若い世代にどうやってバトンを渡せるかだと思うんですよ」
――若い世代には、なすびさんのお話から何を学んで欲しいと思いますか?
「過去の苦労はいつか役に立つものだということ。なんだかんだ言っても、自分の根っこにはやはり『懸賞生活』があるんですよね。あの辛い経験があったからこそ、エベレスト登頂で失敗しても、もっと頑張れると思ったんです」
【こちらの記事も読まれています】