◆まだまだ間に合う!『18/40』のあらすじ

有栖(福原)は、亡き母の影響を受け、美術館の学芸員となり海外で活躍するキュレーターになることを夢見る高校生。翌年から父・市郎(安田顕)の元を離れ大学に進学し、一人暮らしをすることが決まっていました。しかし高校の卒業式を迎えたその日、有栖は自分が予期せぬ妊娠をしていることに気づきます。

一方、瞳子(深田)は、第2話で40歳の誕生日を迎えた、現代アートを扱う会社に勤めるアートのスペシャリスト。仕事でも一定の地位を確立し、これから結婚や出産をできたらと考えていました。

そんなふたりは第1話で、瞳子の親友である産婦人科医・薫(松本若菜)の経営するクリニックの近くで偶然出会います。その日瞳子は、有栖が妊娠していることと同時に、自分が子宮内膜症を患っており、卵巣機能が低下していて妊娠の可能性が低いことを知るのです。

病室で一緒になり、「子ども好きなのに」「なんでちゃんと検診受けてこなかったんだろう」、「私まだ18なのに」「夢は、将来はどうなるの」と、お互いの辛い心情を涙ながらに吐露し合うふたりでした。

出産をあきらめず、同時に夢も叶えることを決意した有栖。大学に通いながらカフェで働き、ブラックな在宅バイトにまで手を出し、ついには倒れてしまいます。自分ひとりで頑張ろうとする有栖の姿を見て、瞳子が一緒に暮らすことを提案するところで、第2話は終わりました。