◆「結婚したら、名前なんていらないでしょ?」

 結婚前もあまり名前を呼んでくれない人でしたが、結婚したとたん、夫は一切私の名前を呼ばなくなりました。「おーい」とか、「お前」とか、「昭和か?」と疑いたくなるくらい。別に名前でなくても、あだ名でもよかったんですが、かたくなに呼んでくれないので、自分がモノか奴隷になったようで気分が悪くなりました。

 思いあまって「ちゃんと名前で呼んで!」と訴えたら、ポカンとした顔で「結婚したら、名前なんていらないでしょ?」と言われ……。変わった人だったのかもしれませんが、どんどん心が離れ、暮らしも別になりました。(早希さん・33歳)

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 いかがでしょうか。

 夫にしてみれば、“本当に深い意味はなかった”のかもしれませんが、そんな一言もふたりの関係を終わらせる起爆剤になることがあります。

 今年は始まったばかりですが、大切な人に向ける言葉や相手の訴えを、軽く扱わずよく考えて発したり、受け止めたりしたいものですね。

<文/みきーる>

【みきーる】

ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』