Number_iのライブについては「口パクでは」「リップシンクがズレすぎでびっくり」などとSNS上で「歌ってない」疑惑が騒がれたが、少なくともダンスに関しては圧巻のひと言。口パク疑惑が大きな話題になったのも、注目度の高さゆえと見ることもできるだろう。

 その注目度の高さは視聴率にも現れた。通常、深夜帯の同番組の視聴率は個人・世帯どちらも1%に満たないことが珍しくないが、Number_iが出演した2日放送回の平均視聴率は個人1.8%、世帯2.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と跳ね上がっていたのだ。

 6日付の「ピンズバNEWS」(双葉社)によると、前週2月24日放送の『Venue101』の視聴率は個人0.9%、世帯1.0%、コア0.1%。個人・世帯共に倍以上となったうえ、13歳~49歳の視聴者に絞ったコア視聴率については、2日の放送回は1.5%を記録し、前週比で15倍になったという。また、同番組では昨年5月に平野たちがKing & Prince脱退前に「5人体制ラスト」として出演した時に個人2.0%、世帯3.5%を記録したが、それと比べても個人視聴率はさほど変わらない水準だ。

 テレビ局やスポンサーが近年重視しているコア視聴率が高かったのは今後の展開において大きく、音楽番組やバラエティなどのオファーが急増する可能性が高い。