なお、配偶者貸付を利用するためには、下記の書類を提出しなくてはいけません。

・本人および配偶者の本人確認書類(運転免許証など) ・住民票の写し(個人番号・本籍地の記載がないもの) ・配偶者貸付に関する同意書(配偶者の自署)

■方法2:銀行カードローンを使う

銀行カードローンは、銀行法に基づく商品であるため、貸金業法上の規定である総量規制の適用を受けません。

そのため、専業主婦(主夫)であっても配偶者に安定継続した収入があることを条件に申込みができる場合があります。

たとえば、配偶者に安定継続した収入があれば限度額50万円までという条件つきで申込が可能な銀行カードローンなどがあります。

具体的な扱いは、それぞれの銀行によって異なるため、事前に確認しましょう。

■専業主婦は家族に内緒でお金を借りることは難しい

お金を借りたいけど「家族に心配をかけたくない」という思いから、カードローンの利用を家族に内緒でしたいという人もいるのではないでしょうか。

しかし、専業主婦にお金を貸す金融機関は限られます。金融機関としてもお金を貸すからには必ず返してほしいので、「安定した収入があること」を審査で確認するためです。

なお、前出の配偶者貸付を利用して専業主婦がお金を借りるには、本人確認書類だけでなく配偶者の同意書や収入証明書類が必要です。そのため家族に内緒で借入れするのは難しいかもしれません。

■ベストなのは自分で借りられるようになること

専業主婦(主夫)であっても、カードローンを使ってお金を借りることはできます。

しかし、配偶者の同意がないとトラブルになるうえ、利用に関する条件が付されるため、100%自分の思い通りに借りることは難しいでしょう。

金額は少なくても、自分でアルバイトをするなどして収入を得たほうが、借りられる手段が広がるかもしれません。

文・fuelle編集部