収入がない専業主婦の場合、一般的な消費者金融のカードローンは使えません。しかし、やり方次第ではカードローンでお金を借りることは可能です。
今回は、専業主婦がカードローンでお金を借りるための2つの方法について解説します。
■無職の人が消費者金融からお金を借りにくい理由
そもそも無職の場合、消費者金融でお金を借りられる可能性は低いです。
消費者金融は、融資の金額を「申込者の年収の3分の1までに制限しなければならない」というルールがあります。
つまり、年収が0なら借り入れ可能額も0という扱いになります。このルールを「総量規制」と言います。この総量規制によって、収入のない無職の人は、基本的に消費者金融でお金を借りることができないのです。
無職の人でも、不動産収入などで安定的な収入があるなら、借りられる可能性があります。また、配偶者に安定した収入があることで、「配偶者貸付」を利用できる場合があります。
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■方法1:配偶者貸付に対応した消費者金融カードローンを使う
1つめの方法は、配偶者貸付に対応した消費者金融カードローンを使うことです。簡単に言うと、本人と配偶者の年収を合算し、その3分の1までの借入れを可能とする制度です。
たとえば、本人(専業主婦・主夫)の年収が0、配偶者の年収が750万円だった場合、3分の1にあたる250万円まで借入れができます。
ただし、2人合わせて250万円という意味であるため、配偶者がすでに消費者金融などから借入れをしていた場合は、そのぶん借入れできる金額が減るので注意してください。