今作は二階堂役の北村の好演がネット上で話題になっているものの、視聴率的には初回から8.4%と低調。第2~3話で9%台を推移した後、第4~5話は同率7.4%をマーク。第6話で8.2%と微増するも、第7話でシリーズ最低の7.3%を刻んでしまったのだ。
「昨今、業界内で世帯視聴率よりも重視すべきといわれるコア視聴率(13~49歳の男女の個人視聴率)も、『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』は残念ながら振るわず。なお、テレ朝はもともと『ケイジとケンジ』を『相棒』のような長期シリーズにしたいと考えていたようですが、この調子だと厳しそう。今のところ『相棒』に代わる人気作とは呼べないでしょう」(同)
すでに“最終章”に入っているとされる『相棒』は、業界内外から「いつファイナルを迎えるのか」を注目されている。しかし、テレ朝が次の人気シリーズを生み出すまで、“終われない”という状況にあるのかもしれない。