奈良の文化と古民家を活かした事業を推進

「narrative gastronomy プロジェクト」では、これまで、2018年に開業の世界初“SAKE HOTEL”「NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち」(奈良県奈良市)を皮切りに、2020年には県内最古の醤油蔵を再興した“泊まれる醤油蔵”「NIPPONIA 田原本 マルト醤油」(奈良県田原本町)をオープン。2022年には、廃銭湯の復活を中心に、地元の酒蔵と協業した「泊・食・湯」分離の分散型ホテル「GOSE SENTO HOTEL」(奈良県御所市)を開業するなど、奈良の文化と古民家を活かした事業を推進している。

プロジェクトの主役であるシェフ、パティシエ、ソムリエは、職人として食に向き合いつつ、あるときは経営者として、またあるときはビジネスオーナーとして、事業運営における課題に直面している。narrativeは、それら主役が輝くための黒子として、企画・開発・設計・経営管理・ファイナンス・マーケティングの側面から支援し、職人が職人として活躍できる舞台を整えていく。この取り組みを通じ、様々な経験をもったシェフたちが、挑戦を求めて奈良の地へ集まり、群生し、有機的につながることで、伝統と前衛が交錯する新しい食文化をともに創造し、発信していく生態系を育みたいとしている。

奈良・今井町に誕生する食の複合施設「narawashi nagaya」に注目だ。

■narawashi nagaya


住所:奈良県橿原市今井町3丁目6-51
アクセス:近鉄橿原線・八木西口駅から徒歩15分
営業時間:10:00~19:00(各店舗の営業時間はHPで確認を)
HP:https://narawashi-nagaya.com
Instagram:https://www.instagram.com/narawashi_nagaya

(江崎貴子)